昨日はお酒を飲んでかなり酔ってしまい、とっても気怠い朝を迎えた。長く夢を見た気がするけれど、断片的にしか覚えていなかった。社会人になってからほとんど仕事の夢しか見なくなって悲しい。
結局気分がすぐれなくて昼寝をして、夕方にようやく体を起こした。
午後5時、好きな曲を流しながら朝ごはんのサンドイッチとカフェオレを作って食べた。ひんやりとした音楽とサンドイッチの冷たさが妙にマッチして、何故だかすごく幸せな気分になった。些細なことで喜んだり落ち込んだり、わたしの情緒はいつも忙しい。
ここ二週間くらいは悲しくて沈んでいることが多かった。でも仕事の日は割とにこにこしているし、好きな人といる時の自分はいつもおどけてあっけらかんとしている。
どれが本当の自分なのか分からなくてなって困惑してしまう。でもきっとどれも本当のわたしなのだろう。
自分の輪郭がぼやけていく感覚が日に日に強くなっていく。そのぼやけた輪郭をなぞるように、毎日好きな音楽を聴いて自分の趣味趣向を再確認する。
頭の中で好きな音が鳴っている間は、何も考えずにその素晴らしい音色だけを享受できるのでとても気分が良い。
ベッドで音楽を聴きながら、天井をぼうっと見つめてる時間が好きなの、と言ったら笑われた。笑われようが、わたしにはこの時間が絶対に必要だし他のどんな時間よりも大切だ。
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