お家で聴きたい音楽

最近よくお家で聴いている音楽について。

自宅待機期間、私の家にはテレビがないので起きている時間のほとんどは音楽を聴いて過ごしています。

気分があまり上がらない時世なので、底抜けに明るすぎず、ダークすぎず、ちょうどいいテンションの音楽を選ぶことが多いです。

 

Home to You-Cate le Bon

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この曲はCate le Bonが2019年に出したアルバムの中の一曲。Cate le Bonのこのアルバム、去年はあまり聴いていなかったのだけど、最近良さに気づいて聴くようになりました。

彼女の声がすごく好き。少しハスキーだけどどこまでも伸びやかな声。「Home to You」の、木琴のような打楽器の音と彼女の声がぴったりで心地いい。

 

Natural-Julia Shapiro

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これも去年のアルバムで、最近になってたくさん聴いているJulia Shapiro。

彼女はシアトルのロック・バンド、Chastity Beltのボーカルで、これが彼女の1st ソロアルバム。Chastity Beltの曲には割と攻めたかっこ良さがあるのだけど、このアルバムはいい意味で力が抜けていて、とてもナチュラル。そういえばこの曲名も「Natural」。彼女のありのままが映った、等身大の作品。このジャケットの笑顔も柔らかくて大好き。

 

circle the drain-Soccer Mommy

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大好きなSoccer Mommyのニューアルバムが出ました。全曲最高に良いのだけど、その中でも好きな「circle the drain」。いつだってSoccer Mommyの声を聴くとすぐに心に平穏が訪れる。歌詞はとても内省的なのだけど、決して暗すぎずイタくなく、むしろ強さを感じます。

 

Perfect-Sorry

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Sorryのファーストアルバム、最高だった!!Sorryはアーシャ・ローレンツ、ルイス・オブライエンという幼なじみの男女2人が結成した、ロンドンを拠点に活動しているバンド。

「Perfect」もそうだけどすべての曲が、何だか歪。音がかなり歪んでいてヘビー。でも聴きにくさはなくて駆け抜ける感じもある。「Perfect」は、ギターのサウンドと2人の歌い方が特に格好良い!

ちなみにMVがどれも凝っているのでぜひ見てみてね。

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Mikey's Song-HMLTD

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HMLTDは私が大好きなロンドンのだいぶおかしなロック・バンドです。笑 長いこと待って、今年の2月にようやくアルバムが出ました…!

一曲一曲が強烈で、彼らの個性が炸裂していたのだけど、「Mikey's Song」はいつもの彼らのイメージとは違って、こんな曲も作れるのか…!と勝手に感動しました。あとMVがキュート…♡

youtu.be

 「Where's Johanna?」という曲も素晴らしいのでおすすめです。Twitterでこのアルバムのことをミュージカルみたいと言っている方がいて、たしかに彼らの音楽には演劇性があるなぁと思いました。

 

Me & You Together Song-The 1975

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The 1975は自分たちのカラーを残しながら、さらっとイメージを変えて曲を次々と作っていて感動します。

「Me & You Together Song」はイントロから爽やかさ全開で一瞬で虜になりました。ひと昔前のバンドのような、懐かしさや甘酸っぱさも感じる。今年のスーパーソニックでぜひお目にかかりたい…!

 

Take Yourself Home-Troye Sivan

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トロイの新曲、なんて美しい音色…。

これは今の世界の情勢を受けて彼が急遽リリースした曲で、自分たちの街や居場所について、悲しさや不安も込めて歌っています。歌詞はもちろん、音が本当に綺麗。

 

Saturn Return-Elis

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Ellisはカナダ・ハミルトン拠点のLinnea Siggelkowによるソロプロジェクトで、今年デビューアルバムが出ました。

Ellisの曲は、ひんやりとしていて心地よい。そして彼女の繊細な声は透き通っているようで、少し朧げで不安そうでもある。そんな声とメロディがまさに今不安なわたしの心にすごく響いてきます。「Saturn Return」は特に彼女の朧げな雰囲気と優しさを感じられる曲。

 

mistaken-oceanfromtheblue

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oceanfromtheblueの新しいEPが一週間前くらいに出ていました。oceanfromtheblueは韓国のR&B系のアーティストで、これまではspotifyのシャッフルでたまに聴く程度でした。

このEPが本当に良くてこれからちゃんと彼に注目しよう!と心に決めました。朝の目覚めにすごく合いそう。

「mistaken」の初めの、泡がポコポコと浮かんでいくような音が気持ちいい…!この曲を聴いていると、ジャケットの写真のように水の中にいるような気分になります。

 

dOra maar-OnlyOneOf

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このブログでアイドルについて話すのは躊躇していたのだけど、ここ一ヶ月恐ろしいくらいに彼らの曲を繰り返し聴いていたので、紹介することにしました。

OnlyOneOfは去年韓国でデビューした新人のアイドルグループです。しかしその楽曲は新人アイドルとは思えない異様なセンスを放っています。

そんな彼らが今年出した新曲が「dOra marr」。ドラマールは画家ピカソの愛人で、《泣く女》のモデルとなった女性です。まずアイドルがドラマールをテーマに曲を出すことにセンスを感じました。イントロが、何かがこちらに迫って来るようでとても不気味でゾクゾクする。曲調はR&Bっぽくて、中毒性があります。

Dali 그림같이 녹아내린 시계처럼 침대 위에 늘어져 있네

(Dali 絵のように溶け出した時計みたいにベッドに垂れているね)

という歌詞があるのですが、その最中まさに時計を叩いたような、ガラスの無機質な音が流れるのを聴いて、痺れました。

 

以上、最近のお家で聴きたい曲を10曲紹介しました。暇つぶしにでも、ここで気になった曲を聴いてくれたらとっても嬉しいです!

 

Mar 31

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明日から社会人になるけれど、今の社会はめちゃくちゃで混沌としていて不安ばかりがつのる 、今日もなかなか寝付けない。

 

心がざわついている時は言霊の力をいつもより強く感じる。

 

最後にお出かけした日に、三島由紀夫と東大全共闘についての映画を観た。

こんな時なのに映画館はほぼ満員だった。

映画では彼らの討論が繰り広げられて、スクリーンからその熱気が溢れ出ているかのような異様な雰囲気を感じた。彼らの言葉は難解だけれど、その美しい日本語のひとつひとつに、尊敬と意地と熱量が込められ、わたしは言霊の力を確かに感じたのでした。

 

こないだの土日、家の掃除をしていたらノートが出てきて、見てみたらそれは昔わたしが好きな言葉を書き連ねていたメモ帳だった。

読み返すとその言葉たちはわたしにぴったりと寄り添ってくれて、とても救われたような気がしました。久しぶりに心の静けさを思い出した瞬間。

 

その中のいくつかを残しておこうかな

 

すべてのものは透明になるというのなら、ダイヤになったあなたを、通りすがりの取るに足らない、知らない誰かにあげてしまいたかった。あなたを誰かにあげたかったあなたを誰かのものにしてあげたかった。(『モーニング』)

 

あなたにわからない言葉で私 毎晩うたっている うたっている うたっている(…)ブルーグラスのような目で ゆるして さげすんでいて あなたにわからない 戦わないあなたにはなにもかもわからない 遠くからただ見ているその目がゆるくまばたきをする それが嬉しいんです 私(『私を戦わせて』)

 

どうしようと思った時にはいつもどうしようもなく、足りないと思うということはかつて満ち足りていたものがあったという証左にほかならないのだが、いつも不在だけがその人の輪郭をかたどるように、今私が手にしているものなど何もない。(『おとぎ話みたい』)

Mar 1

最近のこと

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また眠れない毎日がやって来てしまった。

気づいたら私はもう23歳になっていて、歳を重ねるごとになぜだか話すことが下手になっていく。

あなたは穏やかでいいね、怒らないしと言われてきたけど、実は自分の気持ちを周りに伝えられないただの不器用だったことに気付いてしまい(うっすらと分かっていたけど最近になってちゃんと理解した)、涙

今日、相談するのは悪いことじゃないよ と言われて泣けてしまった。相談すら上手く出来なかったなんて情けない。

 

休日について

洋館と公園が大好きで、土日になると大抵どちらかに出かけてる。

こないだ行った、川越にある旧山崎家という洋館が最高だった!わたしたち以外誰もいなくて、床に寝っ転がったりした。誰もいない部屋はひんやりしていて気持ちいい。

 

誰もいない部屋といえば上野のハマスホイ展にも行った。美術館が休館になる前に行っておいて良かったな。

 

私の働いている美術館もしばらくお休みになった。スタッフには絵を描いている人が多くて、休館と決まった途端にみんな 喜んで絵が描ける!と口々に言っていて、あぁ心から描くことが好きなんだなぁ、とこちらがあたたかい気持ちになった。

 

ひとりで生きていけるようになりたいからと仕事を探し出したのに、先週は大学院に願書を出した。

 

願書を書きながら、京都の大学に行ったのは間違いじゃなかったなぁと考えていた。

京都の空気がたまらなく好きで、町を歩くだけで胸が高ぶった 憧れの京都に何度も通えて、幸せだった2年間。 

 

寝つけない日はベッドの中で知らない音楽を探し続けるのだけど、素敵な音楽をたくさん見つけたからここに載せようっと。

 

Mariana in our Heads / Anemone (from 7inch Single "Anemone / Yarn") by Sailyard | Free Listening on SoundCloud

 

クロールの練習 by honobe minami | Free Listening on SoundCloud

 

ハッピーソング feat.横沢俊一郎 by アナルテクノ | Free Listening on SoundCloud

 

‪‪http://milesapartrecords.bandcamp.com/album/fading-away

 

 

 

 

 

2019年ベストアルバム

もう年が明けてしまったけれど、2019年マイベストアルバム10選です。

 

Novel-N0V3L

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N0V3Lは上半期ベストにも入れていた、カナダのポストパンクバンド。今年の初めはこればかり繰り返し聴いていたなぁ。

それくらい私にとってN0V3Lとの出会いは衝撃的で、今聴いても抜群にカッコよくてクラクラしちゃう。なんかだるいなって時にこのアルバム聴いたら良いです、絶対勝手に身体が動き出すから!

N0V3Lのメンバー3人が所属しているCrack Cloudも今年シングルを出して、それもとても良かったです。ジャケットからして最高、映画のポスター?って感じなの。

 

Nectar-jonatan leandoer96

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Yung Leanの別名義プロジェクト、jonatan leandoer96です。

彼はYEAR0001というレーベルに属しているのだけど、今年はこのYEAR0001の活躍が素晴らしかったと思います。

Yung Leanの時のダークで歪んだサウンドは封印し、ポップでアコースティックな曲が多くて彼の多彩な才能が感じられます。本当にYung Leanは天才的なトラックメイカーだと思う!大好き。このアルバムは春によく聴いたなぁ。

 

Small Mercies-Pixx

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Pixxはサウス・ロンドン出身の新人SSWです。サウス・ロンドンって、どうしてこんなにたくさんの逸材がいるのだろうってくらいここから次々と出てくる。

一曲目の「Andean Condor」のイントロからなんだこれは…!と心掴まれてしまった、なんと言い表せば良いのか悩むけど、不穏なのにどこか愉快で、混沌としていて何回聴いても飽きない曲。サイケだしゴスでもあるしエレクトロっぽさもあるし…ジャンル分けなど到底不可能なアルバムです。最高。

 

The Talkies-Girl Band
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忘れもしません、big loveのラジオから「Shoulderblades」が流れてきた時の衝撃を…。

例えれば全身の血が逆流する感じ?こんな音楽体験初めてでした。興奮してすぐにレコードを買いに行ったなぁ。本当は曲中に叫んだりする曲はあまり好きじゃないんです、でも彼らの音楽にはなぜか夢中になってしまった!

この「Shoulderblades」はぜひイヤホンで聴いてみてほしい。脳内が揺さぶられるような感覚になるから!やっぱり断トツでこの曲が好きなのだけど、「Going Norway」や「Salmon of Knowledge」など他にも良い曲がたくさん入っている、素晴らしいアルバムです。

 

House of Suger-(Sandy) Alex G

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発売前から話題になっていたSandy Alex Gのこのアルバム、最初聞いたときは…?という感じであまりピンとこなくて。でもある日少し落ち込んだ日に家でこのアルバムを流していたら、とんでもなくエモーショナルな気分になって涙が止まらなくなり、すごく救われたんです。そこから私にとって特別なアルバムになりました。何重にも重ねられた声やサウンドが印象的で、アルバム通して聴くとこの壮大さがよく分かると思う。

 

Trash Island-Bladee,Thaiboy Digital,Ecco2k
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秋に聴きたい音楽の記事でも紹介した『Trash Island』は今年の中でもかなりお気に入りなアルバム。この間Bladeeのライブが日本であって、大好きな「Victim」など数曲生で聴くことができて改めてこのアルバムの良さを実感しました。8曲もれなく大好き。どこか悲しげだけどダーク過ぎず、絶妙なバランスのトラックは彼らにしか作れないと思う!Thaiboy Digitalもデビューアルバムを出したし、YEAR0001絶好調だなぁ。

 

Actors-Slow Hollows

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Slow HollowsはAustin Anderson率いるLAのインディーロック・バンド。

この可愛いジャケットに惹かれて聴いてみたのだけど、夢心地でメロウな雰囲気が最高でリピートしているアルバム!インディ・ポップの中でも頭抜けていると思う!ボーカルのAustinくん、格好良くてオーラがあるなと思っていたらモデルや俳優もやっているみたい。

 

Where Polly People Go to Read-Gus Dapperton
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Gus Dappertonは今年新しく知ったアーティスト。

前からファッションアイコン的存在として話題だったようなのだけど、顔もスタイルもよく知らないまま聞いたら、彼の歌声に一瞬で虜になってしまった!ちょっと高めでキャッチーな声と、これまたキャッチーなエレクトロミュージックはとてもクセになります。アルバムの曲全て良いです。微妙な曲が一曲もないアルバムって本当に素晴らしいと思う!スローなバラードっぽい曲もいくつか入っていて、印象的な声の良さがより映えてます。

 

What Chaos is Imaginary-Girlpool
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以前の記事でも紹介したGirlpoolのアルバム。

前にも言いましたがこんなに感情を揺さぶってくるアルバム他にない。歌の節々から、彼らの心の機敏や変化が痛いくらいに伝わってくる。

HarmonyとCleoとの対照的な歌声が深みを出していてさらにエモーショナルな感情にさせられます。私にとって大切な大切なアルバム。

ぎゅっと抱きしめたいけど脆くて壊れてしまいそうな、危うい美しさがあります。


Matchy Matchy-The Ballet
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ニューヨークのシンセポップデュオTHE BALLETのこのアルバムは、軽妙なテンポで甘くて爽やかなポップさがあるのだけど、このジャケットの絵のように可愛いけどどこか奇妙さも残るそんな曲が多いです。

彼らも今年初めて知ったアーティスト。

 

Girl-Girl Ray

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ノース・ロンドンのガールズバンド、Girl Rayの2ndアルバムがとてもとても良かった…!今年最後に聞いて一番テンション上がったかも。

タイトル曲「Girl」のイントロが良い味出していて、全体的にひと昔まえの音っぽい、ノスタルジーさやオリエンタルな雰囲気が感じられるアルバムです。

 

気づいたら11個になっていました。笑 以上、2019年ベストアルバムでした。

去年のお気に入りの曲をひたすら集めたmy 2019 playlistも作ったので、良かったら聴いてみて欲しい〜!

2019 on Spotify

 

2020年も素晴らしい音楽にたくさん出逢えますように。

Sep 28

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夜中にブランケットに包まりながらお話する時間が好き

昨日は恋愛についての話を延々とした。好きってどういうこととか なんで触れたいって思うのかとか漠然とした話題について、半分寝ぼけてたからあんまり覚えてないけど…

今日ゴダールの『男性・女性』みたらさらに分からなくなってしまったよ

感受性が高すぎるみたいで(こういう傾向がある人のことHighly Sensitive Person、略してHSPと言うらしい)インターネットを見ていても 変に気づきすぎたり察したりしてすごく疲れる。知らない人の生活だけぼうっと覗き見していたい

 

秋に聴きたい音楽

最近 その季節や土地に合った音楽を選んで聴くのってすごく大事だと思っていて、ピッタリな曲を聴けたときは俄然幸福感が増すことに気づきました。

もうすぐ秋なので、わたしが秋に聴きたい曲をいくつか紹介します。

 

Smith Westerns-Dye It Blonde

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わたしが秋と聞いて真っ先に思い浮かぶのがSmith Westernsのこのアルバム。Smith Westernsは2014年に解散してしまったシカゴのバンドで、これは彼らの2ndアルバム。

まずジャケットが本当に好き…。このジャケットを部屋に飾りたくてずっとレコード探してるのだけど未だに出逢えていません。

彼らの曲はまるで青春の日々をそのまま歌にしたような音楽で、でも青春の鬱々さとか捻くれた感じが全くなくてただひたすらに輝いてる。でもいつか必ず青春の終わりは来るもので、このきらきらと切なさが入り交じってる感じが秋にぴったりだなと思うのです。

 

girl in red-we fell in love in october

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girl in redのこのシングルはタイトルやジャケットからして秋に聴くべき曲ですね。girl in redは女性のSSWの中でも群を抜いて大好きなアーティスト!(正直Clairoの何倍もいい曲作るなぁと思ってる)PVもすごく素敵で、ストレートな歌詞とマッチした映像は観ていて心がきゅっとなります。

youtu.be

タイトル曲とは別に入ってる「foget her」という曲も良いです。秋が深まった紅葉の時期に外で聴いたら最高。

 

Soccer Mommy-Clean

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Soccer MommyのClean、好きすぎて常に聴いてるのですが、このアルバムは特に秋に合うなあと個人的に思います。彼女のちょっぴり掠れた声と、温かみのあるギターの音と、失恋や忘れたい過去について強い意志で語る歌詞の組み合わせは秋にぴったりかと。秋ってなんだか感傷的になりやすい季節だと思うんです、もうすぐ今年も終わっちゃうなぁとか色々考えたりして。そんな時にこのアルバム聴いたらきっとすごく救われると思う!

 

Girlpool-What Chaos is Imaginary

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エモいという言葉を使うのはあまり好きじゃないのだけど、Girlpoolのこのアルバムはエモい。本当にエモーショナルで感情をめちゃくちゃに揺さぶってくる。

メンバーのCleoによるトランスジェンダーとしてのカミングアウト、そしてホルモン療法によって声が変化した後にこのアルバムが出たのだけど、ここに至るまでの彼らの色々な過程を想像すると泣かずにはいられない。すごく晴れてるけど風は冷たい、みたいな秋の日に聴いたら余計心に響くだろうなあ。

 

Hater-Siesta

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ひんやり冷たい空気に似合いそうだと思った、スウェーデンのHater 2ndアルバム。

Alvvaysのようなドリーム・ポップ感もあるのですが、Alvvaysがドリーミーでファンタジーなのに対してHaterはもっとリアルで、このリアルさがひんやりした空気感と合う理由かなと思います。

 

Thaiboy Digital, Bladee, Ecoo2k-Trash Island

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ここ最近のリリースの中でダントツに良いと思ったこのアルバム...!Thaiboy Digital, Bladee, Ecoo2kはYEAR0001というスウェーデンのレーベルに所属しているアーティストなのですが、このYEAR0001というレーベルが出す音楽はどれも本当に格好いいんです。この間までロンドンにいたのですが、イギリスのどんより曇った天気とこのアルバム、最高に合うなと実感しました。全曲素晴らしいのだけど特に好きなのは「Victim」と「You Lose」かなあ。あーでも「Western Union」も好き...選ぶの難しいくらい好みなアルバムです。まだ知名度はそんなにないと思うので全力でおすすめしたい!

 

Palmistry-Afterlife

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Palmistryはロンドン在住のアーティストですが、このアルバムも秋のロンドンとすごく合うな、と向こうで繰り返し聴いていました。この靄のかかったアートワークがアルバムのイメージをよく表しているなと思います。 Bandcampにあったアルバムのレビューがセンスに溢れてたのでそのまま載せます。

Afterlife is pop at the edges, with poetry at the core, evoking bodily sensations, lucid dream states and fractured memories- the slice of an orange, the patter of rain on a car roof andthe crushing weight of city life.

 

Milk.-Temperature

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 Youtubeで配信されていた『Wayne』というドラマ知っていますか?わたしはこのドラマがとても好きだったのですが、そのドラマのWayne役のMark McKennaがボーカルを務めているのがこのMilk.というバンド。まだ2曲しかリリースしていなくて、活動し始めたばかりのバンドみたいです。彼らはダブリン出身だそうで、個人的にダブリンのカルチャーが好きなのでそこでさらに好感度がアップしました。

この「Temperature」という曲は夏の終わりから秋の始めのすこし寂しさの残る時期とマッチするなあと思って選んでみました。 実は『Wayne』の撮影が打ち切りになってしまったそうで、そんな事情もあってなんだか寂しい気持ちでこの曲を聴いています...。

 

以上、秋に聴きたいアルバムやシングルを8つ紹介してみました。これを読んで何曲か聴いてくれたらとっても嬉しい!

この秋はGirl Bandや(Sandy) Alex G(もうリリースされたけど)など最高なアルバムがたくさん出るので胸が高鳴ってます。そしてなんといってもHMLTD...! ついにニューアルバムが出るみたいでときめいてます。

以上、秋に聴きたい音楽についてでした。

school days in Kyoto

京都に本キャンパスがある大学に去年から通っているので たまに京都に授業を受けにいくことがあるのだけど、京都って喫茶店レコード屋、本屋、モダン建築と自分の好きなものがぎゅっと凝縮されていて 行く度に京都のことが大好きになっていく!

そんな愛する京都でのスクールライフについて。

 

今回泊まったホテルは九条にあるHotel SHE, Kyoto。

このホテル、なんと部屋にレコードプレーヤーがあってレコードが聴き放題なのです。

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好きな映画『スウィート・セブンティーン・モンスター』のサントラがあった!レコードって聴くだけで生活のクオリティ一気に上がるなぁとつくづく思う。

今回の授業は表象行為論、となんだか難しい名前がついてたけどざっくり絵画論って感じの講義だった。医学とキリスト教と西洋芸術についての話が特に面白かったな。

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プリントの図版がコラージュみたいでワクワクした。

授業の後は大好きな喫茶店へ。

喫茶フランソワ、多分日本でいちばん好きな喫茶店シャガールの絵が飾られたクラシックが流れる店内、ケーキはどれも最高に美味しいし、店員さんの制服がmiu miuみたいでとっても可愛い…!(あと店員さんがみんな美女)

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授業のあとにここに来ると本当に幸せな気分になる。

京都は古い建築がたくさんあって街を歩いてるだけでも楽しくて、ついつい散歩しすぎて次の日の学校が辛くなる…

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3日目は学校がなかったので、一日好きな場所を巡る日。六曜社のモーニング、シンプルで大好き。店内がほの暗くてすごく落ち着く。

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一乗寺にある、これまた日本でいちばんお気に入りの本屋 恵文社へ。

ここの本屋のセレクトが最高でいつも平気で一時間は中をうろついている!この日は『チェコスロヴァキアヌーヴェルヴァーグ』という最高な一冊を見つけてハッピー 表紙がひなぎくなんだよ!あと夏にぴったりなカポーティの『真夏の航海』も買った。

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そのあとはレコード屋へ。

いつも絶対行くのはJET SET。広くて見やすい。東京の下北沢にもあるんだけどすごく狭いので…

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前回の記事でも紹介したN0V3L『Novel』


N0V3L - TO WHOM IT MAY CONCERN

Suzi Wu『Error 404』


Suzi Wu - Taken Care Of (Austin Session: SXSW 2018)

The Yearning『Do you remember?』


The Yearning - Do You Remember?

を買ったよ。

あとはART ROCK No.1、Second Royal Recordsにもよく行く、この二つは同じビルの中にあります。

ART ROCK No.1は中古メインのレコード屋さんで、通路がないくらいそこかしこにレコードの山があるのでちょっとびっくりするけど、安くて良いレコードがたくさんある。

 


Melody's Echo Chamber - Cross My Heart (Official Video)

Melody's Echo Chamber『Bon Voyage』を見つけた!しかもオレンジのカラーヴァイナル♡ でも最近は新譜をたくさん聴きたい気分なので、あまり長居はしなかったなぁ。

 

Second Royal Recordsは日本のレーベルで、レコードの他にも可愛いグッズやTシャツなんかも売ってます。

この他にも京都、特に河原町には個性的なレコード屋がひしめいている!ほんと羨ましい…

 

あと東京にもあるけどBULY、京都店の内装がすごく素敵なのでいつも寄ります。

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前から気になっていた天然素材のオイルを買ってみた。このオイル、なんと全部で90種類あるのです…!店員さんと相談して、カラハリメロンというフレーバーにした。さらっとしていて夏に良い。

 

京都といえば和菓子だけど、わたしはいつも村上開心堂という洋菓子店でお土産を買って帰ることにしている。ここのロシアンケーキ(ケーキという名前だけど実際はクッキー)が可愛いかつ美味しくて大好き。箱も可愛いんだぁ

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こんな感じで、いつもお寺にも行かず抹茶も飲まず、京都をエンジョイしているよ。 また二ヶ月後に行くから楽しみ、次は美術館に行きたいな。