もう年が明けてしまったけれど、2019年マイベストアルバム10選です。
Novel-N0V3L
N0V3Lは上半期ベストにも入れていた、カナダのポストパンクバンド。今年の初めはこればかり繰り返し聴いていたなぁ。
それくらい私にとってN0V3Lとの出会いは衝撃的で、今聴いても抜群にカッコよくてクラクラしちゃう。なんかだるいなって時にこのアルバム聴いたら良いです、絶対勝手に身体が動き出すから!
N0V3Lのメンバー3人が所属しているCrack Cloudも今年シングルを出して、それもとても良かったです。ジャケットからして最高、映画のポスター?って感じなの。
Nectar-jonatan leandoer96
Yung Leanの別名義プロジェクト、jonatan leandoer96です。
彼はYEAR0001というレーベルに属しているのだけど、今年はこのYEAR0001の活躍が素晴らしかったと思います。
Yung Leanの時のダークで歪んだサウンドは封印し、ポップでアコースティックな曲が多くて彼の多彩な才能が感じられます。本当にYung Leanは天才的なトラックメイカーだと思う!大好き。このアルバムは春によく聴いたなぁ。
Small Mercies-Pixx
Pixxはサウス・ロンドン出身の新人SSWです。サウス・ロンドンって、どうしてこんなにたくさんの逸材がいるのだろうってくらいここから次々と出てくる。
一曲目の「Andean Condor」のイントロからなんだこれは…!と心掴まれてしまった、なんと言い表せば良いのか悩むけど、不穏なのにどこか愉快で、混沌としていて何回聴いても飽きない曲。サイケだしゴスでもあるしエレクトロっぽさもあるし…ジャンル分けなど到底不可能なアルバムです。最高。
The Talkies-Girl Band
忘れもしません、big loveのラジオから「Shoulderblades」が流れてきた時の衝撃を…。
例えれば全身の血が逆流する感じ?こんな音楽体験初めてでした。興奮してすぐにレコードを買いに行ったなぁ。本当は曲中に叫んだりする曲はあまり好きじゃないんです、でも彼らの音楽にはなぜか夢中になってしまった!
この「Shoulderblades」はぜひイヤホンで聴いてみてほしい。脳内が揺さぶられるような感覚になるから!やっぱり断トツでこの曲が好きなのだけど、「Going Norway」や「Salmon of Knowledge」など他にも良い曲がたくさん入っている、素晴らしいアルバムです。
House of Suger-(Sandy) Alex G
発売前から話題になっていたSandy Alex Gのこのアルバム、最初聞いたときは…?という感じであまりピンとこなくて。でもある日少し落ち込んだ日に家でこのアルバムを流していたら、とんでもなくエモーショナルな気分になって涙が止まらなくなり、すごく救われたんです。そこから私にとって特別なアルバムになりました。何重にも重ねられた声やサウンドが印象的で、アルバム通して聴くとこの壮大さがよく分かると思う。
Trash Island-Bladee,Thaiboy Digital,Ecco2k
秋に聴きたい音楽の記事でも紹介した『Trash Island』は今年の中でもかなりお気に入りなアルバム。この間Bladeeのライブが日本であって、大好きな「Victim」など数曲生で聴くことができて改めてこのアルバムの良さを実感しました。8曲もれなく大好き。どこか悲しげだけどダーク過ぎず、絶妙なバランスのトラックは彼らにしか作れないと思う!Thaiboy Digitalもデビューアルバムを出したし、YEAR0001絶好調だなぁ。
Actors-Slow Hollows
Slow HollowsはAustin Anderson率いるLAのインディーロック・バンド。
この可愛いジャケットに惹かれて聴いてみたのだけど、夢心地でメロウな雰囲気が最高でリピートしているアルバム!インディ・ポップの中でも頭抜けていると思う!ボーカルのAustinくん、格好良くてオーラがあるなと思っていたらモデルや俳優もやっているみたい。
Where Polly People Go to Read-Gus Dapperton
Gus Dappertonは今年新しく知ったアーティスト。
前からファッションアイコン的存在として話題だったようなのだけど、顔もスタイルもよく知らないまま聞いたら、彼の歌声に一瞬で虜になってしまった!ちょっと高めでキャッチーな声と、これまたキャッチーなエレクトロミュージックはとてもクセになります。アルバムの曲全て良いです。微妙な曲が一曲もないアルバムって本当に素晴らしいと思う!スローなバラードっぽい曲もいくつか入っていて、印象的な声の良さがより映えてます。
What Chaos is Imaginary-Girlpool
以前の記事でも紹介したGirlpoolのアルバム。
前にも言いましたがこんなに感情を揺さぶってくるアルバム他にない。歌の節々から、彼らの心の機敏や変化が痛いくらいに伝わってくる。
HarmonyとCleoとの対照的な歌声が深みを出していてさらにエモーショナルな感情にさせられます。私にとって大切な大切なアルバム。
ぎゅっと抱きしめたいけど脆くて壊れてしまいそうな、危うい美しさがあります。
Matchy Matchy-The Ballet
ニューヨークのシンセポップデュオTHE BALLETのこのアルバムは、軽妙なテンポで甘くて爽やかなポップさがあるのだけど、このジャケットの絵のように可愛いけどどこか奇妙さも残るそんな曲が多いです。
彼らも今年初めて知ったアーティスト。
Girl-Girl Ray
ノース・ロンドンのガールズバンド、Girl Rayの2ndアルバムがとてもとても良かった…!今年最後に聞いて一番テンション上がったかも。
タイトル曲「Girl」のイントロが良い味出していて、全体的にひと昔まえの音っぽい、ノスタルジーさやオリエンタルな雰囲気が感じられるアルバムです。
気づいたら11個になっていました。笑 以上、2019年ベストアルバムでした。
去年のお気に入りの曲をひたすら集めたmy 2019 playlistも作ったので、良かったら聴いてみて欲しい〜!
2020年も素晴らしい音楽にたくさん出逢えますように。